こんにちは、Kaochannycです。
この記事のタイトルに興味を持たれた皆さんは、既に日本でエステティシャンか、何かしら美容業界にいらっしゃる、又は関心がある方ではないでしょうか。
または、現在ニューヨークに在住で、これから何か手に職をつけようと思っている方でしょうか?
何はともあれ、訪問してくださりありがとうございます!
私もニューヨークに住み始めて、何か手に職がある仕事をしたい!と思った一人でした。
24歳で渡米したものの、英語学校はすぐに退屈し、まずは英語力をそんなに必要とされないネイルスクールに通いました。
免許取得後ネイルサロンで働いたものの、
(やっぱり私がやりたいのはこれじゃない! 本当はエステの仕事がしたいんだ!)
と思い始め、働きながらエステの学校に通いました。
今回は、(ニューヨークでエステティシャンになるには、どうしたらよいですか?)と疑問を持たれた方の為に、私の経験も踏まえてお話したいと思います。
ニューヨークでエステティシャンになるには?
質問形式にしてみました。
Q. 日本でエステティシャンの経験が既にあるので、すぐに働きたいのですが働けますか?
日本でどんなに経験があっても、働けるVISAやグリーンカードがあったとしても、
ニューヨーク州の政府の公認&発行されたエステティシャンのライセンス(免許)がないと、働けません。
たまに潜りで働いている方もいらっしゃいますが、、米系のスパではまず無理でしょう。
免許なしで雇った事がバレたら、雇用主も厳しく罰せられるので、普通のスパでは、まずライセンスを持ってないと門前払いになります。
Q. エステティシャンの免許(ライセンス)を取得する為には、どうしたらいいですか?
アメリカでは、州ごとに公認&発行されたライセンスが必要な事がわかりました。
では、そのライセンスはどうやったら取得できるの?と言うと、州規定のテスト(筆記&実技)を受けて合格しなければいけないのですが、
そのライセンスを受ける資格を持つ為に、まずはエステの学校に通う必要があります。
面白いのは、学校の単位数や時間も州ごとに規定が違うことです。
たとえば他の州に引っ越す場合、州によってはトランスファーが簡単に出来る州もあれば、取得時間数が足りず、その州の免許を取り直さなくてはいけない場合も。
ちなみに、ニューヨーク州公認のエステティシャンのライセンスを取得するためには、600時間の学習単位が必要です。(2018年)
詳しくは、ニューヨーク州政府のライセンス課で閲覧&相談できますよ。
↓ ↓ ↓ ↓
New York Dept. of State Division of Licensing Services
Albany Division of Licensing Services
https://www.dos.ny.gov/licensing/esthetics/esthetics.html
1 Commerce Plaza
99 Washington Avenue, 6th Floor
Albany, NY 12231
Phone Number: 518-474-4429
Fax Number: 518-473-6648
Q. ニューヨークのエステ学校は?
ニューヨーク州の政府公認ライセンスが取れる、600時間コースを設けている学校の一覧
1.Christine Valmy
https://www.christinevalmy.com/
2.AVEDA INSTITUTE NEW YORK
http://aveda.edu/new-york/
3. Lia Schorr Institute
http://www.liaschorrinstitute.com/
4. Empire Beauty Schools
https://www.empire.edu/
他にもあることはあるのですが、マンハッタンではこの辺りでしょうか。
私がダントツおすすめなのは、1番のChristine Valmyです!!
マンハッタンでもダントツの歴史を誇る美容学校で、留学生も多数受け入れています。
ここでしっかり基礎を学べば、ライセンス取得は問題ないでしょう。
AVEDAと迷ったのですが、AVEDAのプロダクツがそこまで好きではなかったのと、AVEDA以外も学びたいので辞めました。
値段も含めて、ニューヨークではChristine Valmy が一番だと思います!
スクールについては、長くなっちゃうので別記事に書きます。
Q. 念願のライセンス取得!すぐに働ける?
お疲れ様でした!
学校を無事に卒業し、ステートテスト(州の試験)に合格し、無事にライセンスが手元に届きました!
さて、仕事探し!と言いたいところですが、ここで留学生には大きな関門が。。
留学生がもらえるVISAには、働くことは禁止されているようですが、例外もあるようです。
しかしその際に、Work Permit(就労許可証)を申請しないと働けません。
また、VISAの期限もあるので、この辺が難しく、日本に帰国される方も少なくありません。
その為、グリーンカードを取得する為に、スポンサーになってくれるお店で働くエステティシャンも多いです。
日系のお店は、大きな味方となってくれるようです。
Q. すぐに稼げる?
この辺りは、個人の技術はもちろんのこと、勤務先のお店の稼働状況、時給か日給かも大きいと思います。
また、指名客が出来る為、ある程度の時間はかかるので、最初の数ヶ月はすぐに稼げないと思った方がいいかも。
私は最初は韓国系、日系、そして最後に米系スパで長い事勤務しました。
まとめ
いかがでしたか?
様々なステップを経て、ようやくニューヨーク州政府公認エステティシャンになれるということがわかりましたね。
そして、ライセンスを持ったからと言って、すぐに収入につながるわけではないことも。
現場で働き、お客様の数を何人もこなしながら、日々勉強していくことが大切です。
人種のるつぼと言われる(ニューヨーク)で、たくさんの肌に触れられることで、その後の大きなステップにつながることは間違いないですよ!