みなさん、こんにちは。Kaochannycです。
今回のテーマは、
お肉。
ひと昔前までは、
お肉は太る、だとか
ニキビの原因になる、だとか
性格が攻撃的になりやすくなる、とまで言われていたお肉ちゃん達。
お洒落なベジタリアンが増えだしてから、肉より魚、野菜を摂るような本もたくさん出ましたね。
でも最近、（肉食女子）という言葉が流行りだしてから、またお肉のブーム復活！！
＊肉食女子は、男性並にバリバリ働く！肉食ハンター系の意味もありますが、ここではお肉が大好き女子の意味でお話しています。
このお肉ちゃん、実はアンチエイジングと切っても切れない関係。
今日は、美肌、アンチエイジングの観点から、４０代以降の女性に特にお肉を勧めたく、記事にさせていただきます！
お肉が美肌（アンチエイジング）に良いと言われる理由
１．豊富なタンパク質が良質な筋肉、骨、血液を作る
タンパク質は、筋肉、骨、血液を作るのに、とっても重要な役割をしています。
特に重要なのは、 人間の体の中で合成できない９つのアミノ酸＝必須アミノ酸で、常に食品から摂る必要があります。
この必須アミノ酸が、牛肉、鶏肉、豚肉のどれにもバランスよく含まれているのです。
アミノ酸が不足すると。。
肌のトラブル
冷え性、貧血
筋肉の低下
やせにくくなる
免疫力の低下
など様々な疾患を発生します。
タンパク質が不足している場合、爪を見たらすぐにわかります。
ぺらぺらに薄かったり、割れやすい爪は、タンパク質が不足している証拠。
積極的に摂取してください。私の爪は、いつも分厚く丈夫です笑。
２．コラーゲンやビタミンB群、鉄分や亜鉛がたっぷり
手羽先や鶏肉まるごとスープ、豚足を作ったあとは、お肌がぷるぷるになった気がしませんか？
お肉には豊富なコラーゲンがたっぷり入っているので、どんな高価な市販のコラーゲンドリンクよりも手軽に効果的に摂取できます。
コラーゲンだけでなくビタミンや鉄分なども、美容には欠かせない必要栄養素です。
これらが不足すると、髪がパサパサ、肌はカサカサでシワシワ、血色悪い皮膚になってしまいます。
３. ハッピーホルモンの増加
美味しいお肉（特に高級肉）を食べると、
あ〜〜美味しい！！！
幸せ〜〜〜〜！！！！
て、ハッピーな気持ちになりませんか？
これはお肉は満腹感＆幸福感を直に感じやすい為、ハッピーホルモンと呼ばれている体内物質、
セロトニンが放出する為です。
このセロトニンというホルモンは、タンパク質を分解するアミノ酸から出来ているので、タンパク質不足になるとイライラの原因にもなります。
元横綱の小錦が急激なダイエットをしてイライラするようになった、キレやすくなったと言われていたのも、このセロトニン不足の仕業によるものかもしれません。
ストレスやイライラは美容の大敵。
お肉をたくさん食べて、セロトニンをたくさん放出させることが、アンチエイジングにつながります！
どのお肉、部位が美肌にいいの？
色んな美味しいお肉がありますが、美肌食の代表的なお肉ちゃん達をご紹介します！
１．牛肉のフィレ肉（赤身）
牛フィレ肉は、牛肉の部位で一番柔らかく、脂肪が少ない赤身の部分です。
赤身肉にはヘム鉄を多く含んでいるのですが、このヘム鉄には体内でヘモグロビン生成に関わる栄養素で、ヘモグロビンが不足すると、体内に酸素が行き渡らず、酸素不足で体がサビると言われています。
脂肪燃焼を促進するカルニチンや、ビタミンもたっぷり入っている為、まさにタンパク質の女王。
牛フィレは美肌を作るナンバー１です。
ちなみに写真上は、牛フィレ肉の中でも、僅かな部分しか取れない超高価なシャトーブリアン！！
普段動かさない筋肉の部位な為、極上のお味を堪能して、前述したハッピーホルモン（セロトニン）も放出しまくる、
そう、フィレ肉の中でもシャトーブリアンは、究極のアンチエイジング食です！！
肉食女子の中でも、好んで牛肉を食べている肉食女子は、お肌が本当に若くて元気！！
アジア人の中でもバーベキューが大好きな韓国人女性は、シワが少なく、弾力性抜群な肌をしていますね。
我々日本人女性も、赤身の高級肉をたまに食べて、元気なピチピチ肌に仕上げましょう！
２．豚足
肉には代謝を助けるビタミンB群が豊富に含まれていますが、特に多いのは豚肉。
沖縄料理の定番メニュー（ちびて＝豚足の煮込み）でしたら、コラーゲンもたっぷり含まれているので一石二鳥。
どうりで沖縄の人はお肌がつるつるもちもちなわけですね！
３．鶏肉のささみ
健康的に良質なタンパク質を補えるということで、アスリートにも人気な鶏肉のささみ。
脂肪分が少ないので、ダイエットの味方とも言われていますね。
ささみ自体はとても淡白な分、満腹感は持ちづらいかもしれません。
棒棒鶏、焼き鳥、ささみのフライなどして食べると美味しく、満足度も高そうですね。
お肉は太る？？
昔はよく（お肉は太るから少なめに。野菜とご飯をたっぷり食べて）と言われていましたが、
今は、お肉と野菜をたっぷり、白米や炭水化物はできるだけ取らない、Low Carbohidrate Diet が勧められていますね。
うちの夫も炭水化物を一切摂らないダイエットを半年しただけで、２０kg以上痩せました。
その際ドクターには、肉や魚、乳製品などのタンパク質をたっぷり摂ることを勧められ、肉が大好きな夫はステーキを食べまくっていましたが、
それでも痩せましたよ！←この話は、別記事に書きたいと思います。
なので、お肉を食べたから太るということはないです！
もちろん、ほどほどの量と野菜（海藻類）を忘れないでね。
それでもお肉を食べれない人は？
魚（サーモン）で補う
魚の中でも一番のアンチエイジング食は、サーモンでしょう。
私の尊敬なるニューヨークの皮膚科医、Dr.Perriconeの著書、（The Perricone Prescription）にも、
週に３、４回はサーモンを食べることを推奨しています。
The Perricone Prescription: A Physician’s 28-Day Program for Total Body and Face Rejuvenation
上↑の彼の本は、アメリカで数年前に爆発的にヒットしました。
活性酸素がエイジングを助長させていること、その活性酸素をやっつけるオメガ３脂肪酸や、美容成分に欠かせないDMAEがたっぷり含まれているサーモンを積極的に摂取することで、肌が若返ることを実証しています。
魚（イワシ）で補う
イワシも良質なタンパク質にオメガ３脂肪酸、DMAEがたっぷり入っています。
カルシウムたっぷりなイワシは、４０代以降の女性には特に、骨粗鬆症予防としても摂取していただきたいです。
魚介類には不緩和脂肪酸が多く含まれている面は、緩和脂肪酸が含まれている肉より健康的です。
肉も魚も両方食べると脂肪酸のバランスがよくなるし、効率よくタンパク質を摂取することが出来るので、１週間に３日は魚、４日は肉にするなど、両方摂取することを心がけましょう。
ベジタリアンは？植物性タンパク質で補える？
私、２０代前半に、付き合っていた彼氏がベジタリアン（しかもビーガン！）だった為、１年ほどベジタリアンだったことがあります。
彼は料理上手で、さまざまな野菜や豆腐、豆を使った栄養たっぷり（に見える）料理を作ってくれましたが、私はその間、生理が半年以上来ませんでした。
で、結局振られた腹いせに、肉をがぶりつくようになった瞬間に、また生理が復活したのですよ。
なぜに生理が止まったかと言うと、圧倒的に前述した（９種の必須アミノ酸）が足りなかった為に、筋肉、骨、血液が十分に作られていなかったからだと思います。
これがベジタリアンの怖いところで、豆腐や豆からのタンパク質だけでは十分な栄養素が取れません。
ニューヨークには、ヘルシー志向なお客様もたくさんスパに来られます。
ベジタリアンやマクロビを徹底されているお客様の肌に共通して言えるのは、極度の乾燥、敏感肌と、お肌の弾力性が年齢より少ないことです。
このことから、よほどの知識と補助食品などで十分な栄養素を補わないと、４０代以降は見た目だけでなく、タンパク質やカルシウム不足による骨粗鬆症など、様々な体の不調を招きやすいので注意が必要だと思います。
最後に
いかがでしたか？
お肉（良質なタンパク質）がなぜ、アンチエイジングに効果的かわかっていただけたでしょうか。
４０代過ぎたら、女性は特に肉食女子目指して、いつまでも若々しい元気な体を保ちましょう！
