(子連れで飛行機)ニューヨークから日本まで約13時間の長旅!子供と一緒にエコノミー症候群を防ぐ

こんにちは、Kaochannycです。

4月も過ぎれば、夏休みの日本里帰り航空券の話題で一杯!

アメリカの夏休みは2ヶ月以上もあり、この時期を狙って日本に里帰りする人が多いので、
6月から8月の3ヶ月の航空券は、毎年強気な値段!!

わたし
しかも今年は本当に高い〜涙

さて、なんとか航空券を取って、元気すぎる子供を連れて日本帰国を楽しみにしている皆様。

機内の過ごし方は万全ですか?

 

子供のおもちゃ、絵本、ゲーム機、スナックの準備は万全!
それに、着陸時のお水や棒付き飴も忘れていないわ!

 

 

そう、ママ達は子供の事で頭がいっぱい!

でもちょっと待って。
ママ達の機内の過ごし方、大丈夫?

子供の世話に夢中になってて、気づいたら水を全く飲んでなかったり、
同じ姿勢のまま赤ちゃんを抱っこしたりしていませんか?

今日は、実はママ達がなりやすい、エコノミー症候群についてお話したいと思います。

私も2度なった、エコノミー症候群のプチ症状

息子が赤ちゃん時代

息子ががまだ15ヶ月の頃、初めての日本里帰りで初飛行機に乗りました。
息子は超活発な赤ちゃんで、やんちゃ盛り。起きてる間は常に動き回る事を予測し、シールやおもちゃ、絵本など万全に準備し、
息子が一人で座れるよう(2歳未満は席は要りません)、わざわざ席を2つ購入して備えました。

が、母の期待をいい意味で裏切り、

息子は離陸中におっぱいを飲んだ途端、コロッと寝落ちし、機内のほとんどの時間(10時間以上)寝てくれたのです!

わたし
なんて楽なの!こんなにママ思いでいてくれるなんて!

と喜びもつかの間、10時間の間、ず〜〜〜っと息子を抱っこしていて身動き一つできない辛さったら!

まさに拷問!!

 

 

客室乗務員さんが気を利かせて、

客室乗務員
お母様、赤ちゃんを抱っこ致しますので、よろしければお手洗いに行かれますか?

と優しい一言をいただいたのですが、少しでも動くとあの活発な息子が起きてしまうっ!と思った私は、

わたし
だ、大丈夫です。

とトイレさえも我慢したのでした。。

結局息子が寝ている10時間の間、ずっと抱っこでトイレはおろか、身動き一つも出来なかった私。。
しだいに膝から下の感覚が麻痺していてもいられなくなり、息子が起き始めた着陸2時間前にようやく隣の座席に座らせる事ができました。

やっと抱っこから解放されたと思ったら、太もも、膝の裏、ふくらはぎがパンッパンに浮腫んでいて、自分でなんとかマッサージしてしのぐも時既に遅し。

息子が動き出したのをいい事に、機内を行ったり来たりしましたが、離陸1時間前はまたシートベルトサイン点灯で座らされ、むくみ&しびれは最高潮に。

 

拷問が終わり、息子を抱っこしながら機内を出てしばらくしたら・・

 

 

く、靴が入らない(涙)!!

あまりの足のむくみに持参のスリッパに履き替えたのはいいのですが、今度は靴が入らなくなり、
バレエシューズのかかとの部分を踏みつぶしながら、息子を抱っこし機内を出たのでした。。

 

娘と息子が小学生になった時

2度目は、実は去年でして、息子が小4、娘が小2の時です。

わたし
いやあ、ここまで大きくなると子供達も映画見たりiPadでゲームしたりで勝手にすごしてくれるので、
かなり楽になりました!

 

子供達が小学生をすぎた頃から、格段と楽になってきたのを実感し、拷問だった機内生活も、映画を楽しめるようになってきました。
去年は、プレエコノミー座席だった為さくらラウンジが使えたのですが、見てください、このお酒の種類!
JFK空港のラウンジと比べ、食べ物もお酒も格段上!

 

てことで、食べて飲んで飲みまくって、機内参上!

もちろんせっかくのプレエコ(=プレミアムエコノミー)ということで、機内でもシャンパンを2杯しっかりいただきました。

その後はどうなったかと言うと、、
皆さんご察しの通り、離陸2時間後には既に全身のだるさと浮腫みがものすごく、
寝るにも寝れない状態がず〜〜〜っと続きました。

必死に水をガブ飲みしたり、リンパマッサージを自分で自分に施すのですが、当然ですが
なかなか毒素も浮腫みも取れず、子供を理由に歩こうにも、子供達はもう歩き回りたい年頃を過ぎ、

今映画見てるから、ママ一人で行ってきて〜!!

と言われ、結局私一人で機内を歩き回ったのでした。。

それでも機内を出てから帰宅しても、しばらく浮腫みや痺れとの戦いでした。

 

そもそもエコノミー症候群とは?どうしてなるの?

 

 

 

機内の中など、狭い場所で身動き一つ出来状態で長時間いると、血行不良が起き、血液が固まりやすくなります。
その結果、下肢に出来た血の塊(=血栓)が肺に飛び、血栓が肺に詰まる事を「急性肺血栓塞栓症」と言います。
いわゆる、(エコノミー症候群)の事です。

 

軽い症状
私が経験したような足のしびれ、むくみ。

重症

心臓の機能まで低下し、息苦しさや胸の痛みを感じた後、失神を起こし、最悪死亡に至る。

 

 

エコノミー症候群の症状が一番多く出るのは、機内を出てから数時間後、中には1週間近く経ってから発症する場合もあるそうです。

 

 

子供も危ない?!

赤ちゃん時代は小さいので手足の自由は効きますが、小学生にもなれば、大きい子はエコノミー席で窮屈に感じるでしょう。
うちの現在小学生息子のような、ここぞとばかり機内でゲーム三昧になる場合、同じ姿勢でトイレも我慢して何時間もず〜っと遊んでいたりします。

実際に発症する年齢は、40代以降の女性や産後の女性が多いのですが、子供も中学生を過ぎれば立派な大人。
一緒に注意しておくに越したことはないですね。

 

子供と守ろう、エコノミー症候群を未然に防ぐ、6つの約束事

1. 水分補給

とにかく水をたくさん飲むこと!です。
私は、セキュリティチェックをしてから、ペットボトルの水をたくさん買って持ち込みます。
そうすると好きな時に好きなだけ水分補給できます。

2. アルコールやコーヒー、紅茶を控える

これは私自身の失敗談で学びましたが、アルコールはエコノミー症候群になる確率をグンとあげます。
特に機内はお酒が回りやすい分、浮腫みやしびれを併発しやすいです。

と言っても、機内での楽しみの一つでもありますよね。
普段より控えて、飲むとしてもその2倍の水を補給することをお勧めします。

また、コーヒーや紅茶、緑茶は利尿作用がある為、必要以上に取らないほうがいいですね。
水分補給をしたい場合はやはり水が一番お勧めです。

3. 通路側に座り、なるべくトイレや歩行をする

せっかく意気込んで、トイレに頻繁に行く!機内を歩く!と決心しても、
窓側の席だったら、隣の人を起こしてまでトイレに行くのを気兼ねしちゃいますよね。

そんな必要のないように、最初から通路側の席を取っておけば、自由に行き来できます。
理想は1時間に1回座席を立ち、トイレに行くついでに歩き回り、ストレッチをすることです。
案外誰も気にしていませんので、恥ずかしがる必要なし!

4. 着圧ソックス

[amazonjs asin=”B06ZYMYCRR” locale=”US” title=”FASTBON Long Compression Socks for Men’s Women’s Running, Better Blood Circulation”]

こちら、レビューがすごくよかったので買ってみました。2月に娘と日本帰国した際に履いてみたところ、今までは足がむずむずして映画中も体を動かさないと
辛かったのが、本当になくなりました!

5. 座席でストレッチ&マッサージ

もし、天候や着陸が近いなどの理由で機内を歩き回れなくても、席に座りながらストレッチが出来ます。

リンパマッサージ
足首からふくらはぎと下から上に膝裏のリンパ節に向かって、指でつまむ感じで揉みほぐします。
ひざ裏にたどり着いたら、ひざ裏を軽く気持ちがいい程度に指で撫でてください。

むくみに効くツボ

(足の三里) 膝皿下のすねの外側の部分にあるので、親指で気持ちがいい程度に押してください。

 

 

足裏のツボ
足裏マッサージもかなり効果的です。

特に湧泉(ゆうせん)というツボは、足の指5本を内側に曲げた時に出来るくぼみの部分にあり、
むくみ、疲労回復に多大な効果があります。

 

機内持ち込みできるマッサージグッズ!

自分の指や手でマッサージするの疲れるし、やり方がよくわからない。。
って方の為に、グッズを使って楽にマッサージしましょ!
 
 

     

こちら、アメリカで大人気のマッサージグッズ。
私はミーハーなので両方買いました。笑
普段パソコンの前に座る事が多いので、機内以外にも使えていいです。
効果はレビューどおり!
小さいので持ち運びも楽だし、もっと前から使えばよかった!と思いました。

 

 

6. 締め付けた服装や、きつい靴をはかない

締め付けられた服やきつい靴を履いていると、皆さんご存知のとおり、血行が悪くなり症状が現れやすくなります。

なるべくゆったりとした服装を心がけ、機内ではスリッパに履き替えると快適なだけでなく、エコノミー症候群の予防にもなりますね!

 

まとめ

いかがでしたか?

一般的に8時間以上の飛行時間で、エコノミー症候群になる確率がグンと上がるといいます。

特に乳児や幼児を連れての機内生活は、ママ達は自分を後回しにしがちでしょう。

機内を出てから症状が出て、せっかくの里帰りが悲しい結果にならないよう、お子さんだけでなく
ママも意識して機内を快適にお過ごしくださいね!

Have a safe flight!

スポンサードリンク