こんにちは、kaochannycです。
(ニューヨークのスパ情報。あなどれない!韓国人サロンの横のつながり)
で少しお話させていただきましたが、私はニューヨークでエステティシャンを始める前に、ネイリストとして働いていた時期がありました。
大きな理由は、英語に自信がなかったからです。
渡米してまだ半年ほどしか経っていなく、英会話学校に通ってはいたものの、なかなか上達は見られず。。
と思ったからです。←そんな浅はかなっ!
日本では秘書兼事務職の他、某サロンでエステやボディマッサージの経験がありましたので、本当はすぐにでもエステスクールに通いたかったのですが、費用や時間の面でもエステはネイルの3倍以上はするのもあり・・
と、ネイルスクールに行く事になりました。
無事にスクールを卒業し、念願の免許を取り、某サロンで働き始めました。
いくつかネイルサロンを転々とし、最終的にスーパーモデルやセレブ御用立ちで有名なネイルサロンで働かせていただきましたが、いくつかの理由で、その後ネイルのお仕事をきっぱり辞めました。
今日は、(ニューヨークで私がネイリストとして続かなかった、4つの理由)をお話したいと思います。
ニューヨークで私がネイリストとして続かなかった、4つの理由
1一時的に化学物質過敏症になった
ネイルスクール時代に、付け爪(チップ)の付け方を習う時にモノマーやポリマーなどで、軽い頭痛はあったものの、
自分が化学物質に過敏だとは気づきませんでした。
実際にサロンで働き始め、空気洗浄はしていたとはいえ、一日中アセトンやネイルポリッシュを使う現場にいたことにより
1日の終わりには、偏頭痛と吐き気に悩まされる事に。
当時はよくわかっていなかったのですが、サロンを辞めた途端にこの症状が一切消えたので、
(あぁ、自分は一時的に化学物質過敏症になっていたんだな)と、さすがに気づきました笑。
そもそも、自分の身体に合っていなかったのですね。
2.施術内容に不満だった
晴れてネイル免許は取れたものの、お客様の要望は、シンプルな単色塗り(マニキュア)ばかり。
たまによくて、ポイントデザインかフレンチネイルです。
そうです、自分で甘皮処理からマニキュアまでやってのける器用な日本人と違い、
アメリカ人は、全てサロン任せ。
加えてアメリカ人(特に白人)は、デザインなしのシンプルネイルを好むので、
なかなか技術が上達せず。
コテコテの3Dアートなんて、興味すらありません。
毎日甘皮処理や、単色マニキュアだけで、やってて向上心はなかなか生まれませんでした。
3.移民を感じざるを得ない環境だった
移民だらけの仕事場の環境、私には居心地よかったです。スタッフとの会話も楽しかったですし。
だけど、なんて言うか、チップや高度なデザインをするならともかく、
ただの甘皮処理やマニキュアを流れ作業で黙々と続ける姿は、
何となく工場勤務を連想させました。※工場勤務が悪いという訳ではないです。
ましては、ペディキュアの際、臭う足を恥ずかしげもなく私の顔に差し出された姿に
なんだか移民vs現地人の社会縮図のように思え、少し屈辱的でした。
考えすぎかもしれませんが、少なからず私のような思いをした方、いたのではないでしょうか。
4.そもそもそれほど好きな仕事ではなかった
これを言ったら元も子もないのですが。。
そもそも、好きな仕事ではなかったのですよね。
アメリカでエステを始める手慣らしとして、同じ美容業界ならばと選んだネイルのお仕事。
似て非なるものでした。
エステは、美と健康を求め、ネイルはどちらかと言うとデザイン性が強い気がします。
また、私は細かい作業がそれほど得意ではない事、一日中同じ姿勢で目や肩を酷使する事による疲労が半端でなく、
私のネイリストとしての意欲が徐々に冷めてしまいました。。
アメリカでもネイルを極めて、モデル広告などで活躍する方もいらっしゃるので、活躍の場は多くあると思います。
ただ私の場合に限れば、(自分が本当に好きな仕事ではなかったので、頑張れなかった)という事です。。
まとめ
以上、私がニューヨークでネイリストを続けられなかった、4つの理由でした。
私はネイルの免許を持っていることにより、アメリカでエステ経験のないのに雇ってもらえたので
この経験は決して無駄ではなかったと思います。
ただ、やはり仕事には(向き不向き)があり、長く続ける為にも、自分の子供達には好きな事を仕事にしてほしいなと 強く願います。
好きこそ物の上手なれ!